「馬場」があった頃の池袋キャンパスへタイムトラベル

写真で見る立教いま?むかし

2018/05/24

トピックス

OVERVIEW

都会的な活気に溢れる池袋キャンパス。現在の雰囲気からは想像し難いですが、戦後のある時期、キャンパスには「馬場」がありました。

(1)1952~53年頃の池袋キャンパス/ 伊藤俊太郎氏 (1953年文?心教卒) 提供

写真1は、1952~53年頃の池袋キャンパスです。「馬場」は、写真左上から右下に通る「立教通り」の北側(写真左側)、二つのグラウンドに挟まれた位置にありました。そもそも戦前の池袋キャンパスは、立教通りの南側だけで、北側上のプールとグラウンドの場所には池袋第五国民学校、下のグラウンドの場所には聖公会神学院がありました。しかし、1945年4月13日に豊島区域を襲った空襲でいずれも焼失し、戦後になって立教の敷地となり、グラウンドやプール、「馬場」として活用されました。
1956年、上板橋から練馬にわたる緑地帯に、立教学院の総合グラウンド「セントポール?グリーン?ハイツ」が建設され、学内外に分散していた体育施設の機能が集約されたのに伴い、「馬場」も池袋から移転しました。そして1959年、池袋キャンパスの「馬場」跡地には6号館が建設されました。一方の「馬場」は、埼玉県に富士見総合グラウンドが完成したのに伴い、1970年に移転。2011年の改修を経て現在も馬術部の練習拠点となっています。

池袋馬場から時計台を望む[1950年]/立教大学体育会馬術部OB?OG会提供

池袋馬場での練習風景[1950年]/立教大学体育会馬術部OB?OG会提供

富士見総合グラウンドにある馬場 [2011年10月]

馬術部厩舎内観[2011年10月]

立教学院展示館

立教学院の歴史と伝統、教育と研究の取り組みを貴重な資料や写真、映像で紹介しています。

※開館スケジュール等は、Webサイトの開館カレンダーをご確認ください。

立教学院展示館事務室 TEL:03-3985-4841
【Web】/research/institute/hfr/

CATEGORY

このカテゴリの他の記事を見る

トピックス

2024/10/21

創立150周年記念映画
『道のただなか』を公開

立教大学

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。